■2014年10月1日
e聖書メールマガジン (10/1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ e聖書メールマガジン □■ 2014年10月01日 発行
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【今週のテーマ : しかし、お言葉ですから】
◆聖書の言葉 : そこでイエスは、・・・シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。(ルカ5:3-5)
漁は夜にする、というのが漁師の常識だったのでしょう。でもその日、シモンは夜通し苦労したのに、何もとれませんでした。
ところがイエスさまは、明るくなって漁を終えたシモンに、「漁をしなさい」と、非常識なことを言われました。
シモンはイエスさまのお言葉に、はじめは否定的に応じました。でも、「しかし、お言葉ですから・・・」と、態度を変えました。
どうしてシモンは、そのようにできたのでしょう。
常識で自分を縛り続けなかった。自分の気持を押し通そうとしなかった。自分のこだわりに執着し続けなかった。・・・だから、「しかし」と、心の中で自分の考えを調整して、態度を変えることができたのだと思います。
それに、明るいときに漁をしてはいけない、という理由もなかったでしょうから。
お言葉に従った結果は? たくさんの魚がとれました。それを見たシモンは、イエスさまの足もとにひれふしました。イエスさまのご栄光に触れたからでしょう。(同5:6-8参照)
イエスさまのお言葉に対して、自分がどんな態度をとっているのか、ときどき自分の考えを調整してみるのが良いと思います。
(yn)
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<編集後記>
今、『吾輩は猫である』を読んでいます。 ある電子書籍リーダーで無料で読めたからです。
その中で猫が、 自分の主人のことをこう言っていました。 「相互を残りなく解するというのが愛の第一義である ということすら分からない男なのだから仕方がない。」
猫でも分かっている愛! でも分かっていない人もいる?
人は猫より、 いろいろと複雑なのかも?(yn)
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