■2005年3月28日
【e聖書メルマガ】2005年3月28日号
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みなさん、こんにちは。島田真澄です。 作家の五木寛之さんは、現在の日本はかつて経験したことのない「心萎え」の 時代を迎えていると言います。社会全体が病み、人々の心も萎え、心療内科が流 行っています。「あぁあ」とため息をつきたくなるようなことが、多々あるのが 現実です。「明るく、元気に、前向きに!」と言われても、そのようなかけ声に どうにもついて行けない疎外感を感じてしまう昨今です。 人間は誰でも心の奥底に「心萎え」の要素を宿しています。時々その要素が目 を覚まし、うごめき始めます。すると何とも言えない淋しさや暗い気持ちに襲わ れ、憂愁に沈むのです。そのようなとき、その「心萎え」にどう対処するかが大 切です。その「心萎え」に負けまいとガンバルと、心が折れてしまうことがある からです。競争社会の中で鍛えられ、負けることを嫌うガンバル強く堅い心は、 むしろ折れやすいのです。対して「柳に雪折れなし」と言われるように、しなや かな柔らかい心は、重荷に屈して曲がることはあっても折れることはないのです。 人生の重荷に「心萎える」日があったら、いさぎよく負けてしまいましょう。 そして肩を落として、「負けた、負けた」とため息をついてしまいましょう。い つかまた「明るく、元気に、前向きに!」と言うかけ声に微笑む日が来ると信じ て、思いっきり「あぁあ」とため息をついてしまいましょう。涙を流したって構 いません。癒しの時を静かに待ちましょう。 キリストは、心萎える者たちと共にため息をつき、涙して下さる慰め主です。 「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげ よう」(マタイ11:28)。疲れたら、遠慮なくキリストのもとに行き、思い 切り「ため息」と「涙」いう名の祈りを捧げ、そっと肩を抱いてもらいましょう。 (島田真澄)
[苦難を乗り越えて生きる3・苦難は人生のターニングポイント] こんにちは、通信講座教師担当の柴田義です。 苦難のもつ一番のメッセージは、「いままでのあなたの生き方を見直しなさい。 あなたには新しい生き方が用意されています。その生き方を生きる時がきました。」 というものです。聖書には、「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ること はできません。(ヨハネ3:3)」と書いてありますが、これは新しい人生の中にこそ、 救いと幸福の鍵があるという意味です。 では、今までの人生の何を見直すのでしょうか。そして新しい人生とは何なの でしょうか? わたしたちは、よく「どうしたら〜できるか」というようなことを考えると思 います。どうやったらうまくいくのか、どうしたら幸せになれるのか。失敗をす れば、反省し、あそこが悪かった、だから次はこうしようと考えると思います。 ところがこういう生き方は、本当の意味で人を幸せにはしてくれません。方法論 (How to do)という生き方は、多くのストレスを生み出します。実際、ストレスに 苦しんで心身の調子を崩している人の大半はこのような考え方をしているのだそ うです。 方法論の生き方は結果重視です。結果が出なければ認めてもらえない。認めて もらえないということは、自分の存在意義に関わります。だから、必死になって 結果を出そうとします。ところが自分の期待した結果が出なければ、落胆し、自 分を責めます。自分を責めている人は、やがて自分の周りの人も責め始めます。 そしてついには、自分がうまくいかないのは、みんな周りのせいだということに なってしまいます。 そうすると、人間関係に支障が起きます。豊かさや幸せというものは、健全な 人間関係によってもたらされるのですから、人間関係に支障が生じれば、当然豊 かさも幸せも遠ざかってしまいます。「どうすればよいのか」と考えているかぎ り幸せはやってこないし、苦難ばかり体験することになります。苦難とは今まで の生き方に無理があったことを教えてくれているのです。 これに対して「どう在るのか(How to be)」という生き方があります。ある学 者がそれを林業に例えています。林業とは必ずしも自分の植えた木を自分で収穫 できるとは限りません。植えた木が十分に成長し、木材として出荷できるように なるのは、自分が死んだ後かもしれないのです。つまり結果をみることがないか もしれませんから、今どうなのかということがとても重要になってきます。これ を私たちの人生に当てはめると、「私は今どう在るのか」をしっかりと見つめ、 感じることになります。しっかりと今の自分そのものを感じるのです。「どうし て」とか「どうしたら」などとは考えず、ただ今の自分をそのまま感じてみてく ださい。答えはその中にあるのです。(柴田 義)
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