■2017年2月22日
e聖書メールマガジン (2/22)
e聖書ネット メールマガジン (2017. 2.22)
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★聖書の言葉★ しかし、彼らをつまずかせないようにしよう。湖に行って釣りをしなさい。最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が一枚見つかるはずだ。それを取って、わたしとあなたの分として納めなさい。」(マタイ17:27)
当時、神殿を維持するための神殿税というのがありました。神殿は、父なる神の家です。イエスさまは、その神の御子なので、神殿税を納めなくてよい方でした。ところが、ペトロは神殿税を集める人に、イエスさまも納めると言ってしまいました。(同17:24-26参照)
そのペトロにイエスさまは、自分は神殿税を納めなくてよいと説明した上で、「わたしとあなたの分」を納めるようにおっしゃいました。そのわけは、「彼ら(神殿税を集める人たち)をつまずかせない」ためでした。
イエスさまは、不必要にご自分の正当性を押し通すのではなく、人がつまずかない配慮をなさいました。
自分の正当性を主張して論争したとしても、そこから良いものは生まれてきません。それにわたしたちは、イエスさまと違って、間違った正当性を振りかざすこともあり得ます。
もし自分が正しくても、それが間違って解釈されるのを避けること、そして、間違って解釈されることでつまずく人がないように配慮することを、イエスさまは教えてくださっていると思います。
その上で、正しいことや真理の原則が擁護されることは、神さまにお委ねすべきことなのだと思います。
(yn)
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<編集後記>
昨年の11月に読み始めた『カラマゾフの兄弟(完全版)』を、やっと読み終えました。 とても興味深い内容でした。
神は存在するか? もししないとしたら・・・。 人の本性はどんなものか、人は善を行えるのか、何が人に善を行わせるのか・・・、など。
著者のドストエフスキーってどんな人だろうと、興味が湧きました。 それに、これをすぅ〜と流れるような日本語に翻訳した中山省三郎という人もすごいと思いました。(yn)
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