■2005年12月9日
【e聖書メルマガ】2005年12月9日号
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みなさん、こんにちは。島田真澄です。 最近、やさしさに触れましたか? 誰かにやさしくされましたか? 緊張の合 間にいれられた心和む一杯のお茶。淋しい肩に乗せられたあたたかな手。懸命の 謝罪に向けられたゆるしの微笑み。孤独のそばにずっと寄り添ってくれた温もり の時間。疲れた背中へのさりげないいたわりの言葉。悲しみの言葉に黙ってうな ずきながらそっとこぼしてくれた涙。やさしさに触れると、心のふれあいを感じ ます。泣きたくなるほど嬉しくなります。心が開きます。幸せと安らぎを感じま す。 人は、どんなに偉くても、どんなにお金持ちでも、どんなに強そうに見えても 心が萎えることがあるのです。甘えたくなることがあるのです。やさしさに包ま れたくなることがあるのです。理屈ではありません。言葉には出さないかも知れ ません。意識していないことさえあるのです。でも、ホッとしたいと心が呻くの です。やさしさを求めるのです。それが人間です。 ですから、やさしさと思いやりを持って人には接したいと思います。言葉も表 情も態度もやさしくありたいものです。やさしく「お互いさま」の世界に生きて いきたいと思います。「互いに愛し合いなさい!」、これがイエス・キリストの 最も大切な教えでした。(島田真澄)
[病気と心3・怒りは深い感情を隠している] こんにちは、通信講座教師担当の柴田義です。 肩こりと同じように、眉間にしわが寄っている人はどうでしょうか。このよう な人は大抵の場合、自分の周囲に対して敵意をもっています。もちろん自分でも 気がつかないので、自分では敵意をもっているとは思わないものですが、時々はっ とするような辛辣な事をなにげなく言ったり、何かとカチンとくるような言葉遣 いをしたりします。 敵意の下にあるものは怒りや恨みなどの感情ですが、怒りもまたその下にある 深い感情を覆い隠しているものです。もしその根っこの部分にある、解決されて いない未完了の感情を感じる事ができれば、心に平和がよみがえることでしょう。 怒りは一種のコントロールです。私たちは怒る事で自分の周りにいる人をコン トロールしようとしているのです。たとえそれによって周りの人をコントロール することができたとしても、それはあなたを成長させる機会とはなりません。な ぜなら怒りはあなたの外側の状況を変化させようとする試みだからです。この試 みはたまにはうまく行く事もありますが、ほとんどの場合は破壊や失望を伴いま す。もし本当に状況を変えたいと望むなら自分の考え方を変える必要があるので す。私たちのほとんどは怒りについて、人にぶつけるか押し殺して我慢するかし か知りません。しかしそのどちらも理想的な方法ではありません。 怒りの処理に ついて私たちは、ぶつけるでもなく我慢するでもない第3の選択をすることがで きます。それは怒りをしっかりと感じ切るという方法です。聖書にはこのように 書かれています。 「あなたがたは怒っても、罪を犯してはならない。床の上で静かに自分の心に語 りなさい。(詩篇4:4)」(柴田 義)
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