■2006年10月6日
【e聖書メルマガ】2006年10月6日号
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[広く、深い愛] みなさん、こんにちは。お元気ですか? 白石尚です。 昨年を象徴する言葉は「愛」でした。それは愛が豊かな一年だったというよりも、むしろ愛がますます失われ、ますます愛が必要とされているということから選ばれたのではないかという気がします。愛が豊かであれば離婚が増加するはずはありませんし、家族同士の殺人事件がこれほど頻繁に起こるはずはないからです。人間が心の底で求めているもの、人間の一番基本的な必要は愛なのです。その愛に出会うこと、その愛を体験することが一番大きな喜びであり、人間に生きる力と生きがいを与えてくれるのです。
ところで何所に行ったらそのような愛を見出しまた体験することができるのでしょうか。聖書がいつの時代も多くの人の心を引き付け、ベストセラーを続けている理由がそこにあります。どの宗教も大切なこと、良いことを教えているはずですが、キリストの教え、聖書の神様が世界中で一番信仰されている理由は、その中心がこの本当の愛をテーマにしているからではないでしょうか。聖書は「神は愛である」と宣言しています。聖書にはまたこんな祈りの言葉が記されています。「キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより、すべての聖徒と共に、その広さ、長さ、高さ、深さを理解することができ、また人知をはるかに越えたキリストの愛を知って、神に満ちているすべてをもって、あなたがたが満たされるようにと祈る」(エペソ3:17−19)。
わたしたちが十分に本当の愛、キリストの愛の豊かさを理解できないのは、人間の愛や自分の持っている愛でそれを推し量ろうとするからです。私たちの愛は自分の条件に適う者にしか注がれない狭いものですが、神の愛は条件付きではありません。すべての人に注がれる広い愛です。たとえ誰も人間が愛してくれなくても神の愛はあなたに注がれています。人間の愛は飽きやすく、変わりやすい愛ですが、聖書のなかで神は「わたしはとこしえの愛を持ってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ」(エレミヤ31:3)と言っておられます。キリストの愛に触れて生まれ変わったパウロという人物は聖書の中で「わたしは確信する。死も生も、現在のものも将来のものも、力あるものも、高いものも深いものも、その他どんな被造物も,私たちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである」(ローマ8:38,39)と言っています。この神ほどあなたを愛しておられる存在はほかにありません。どうぞこの神の愛をあなたも信じ、体験してみてください。 (白石 尚/ラジオ番組『光とともに』スピーカー)
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