■2018年1月17日
e聖書メールマガジン (1/17)
e聖書ネット メールマガジン (2018. 1.17)
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★聖書の言葉★ しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。・・・ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。(ルカ10:29-34)
「わたしの隣人とはだれですか」との質問には、隣人を愛することの難しさが表されていると思います。隣人を愛することが正しいとわかっていても、それが思うようにできないので、愛すべき隣人を限定しようとするわけです。
「わたしの隣人とはだれですか」と問われたイエスさまは、サマリア人が、半殺しにされた人を憐れに思い、介抱したという話をなさいました。
当時、ある事情から、ユダヤ人はサマリア人を見下していました。イエスさまの話の展開は、質問をした人(ユダヤ人)には思いがけないことで、衝撃的だったと思います。
イエスさまは、隣人が誰かを限定しないで、隣人を愛する生き方があることを示されました。それだけではありません。その生き方をわたしたちができるように、イエスさまご自身がしてくださることも教えてくださっています。
イエスさまは、隣人を愛したいのに愛せないわたしたちを見て憐れに思い、そばに来て介抱してくださいます。わたしたちは、イエスさまに介抱され、イエスさまの憐れみに触れて癒されます。そして、隣人を愛する者へと創り変えられていきます。
(yn)
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<編集後記>
『Fire And Fury』という暴露本が、アメリカでたくさん売れているそうです。 でも、「もっとためになる本を読む」と言う人もいます。
人は本を読むと、その本から何かしらの影響を受けます。 影響を受けたいから本を読む、とも言えると思います。
わたしは今、『坂の上の雲』を読んでいます。 おもしろいです。 同じ著者の『竜馬がゆく』を二十代に読んだときは、人生観が変わる大きな影響を受けました。(yn)
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