■2008年11月4日
【e聖書メルマガ】2008年11月4日号『顔なしの悲喜劇』
★☆e聖書メールマガジン 2008年11月4日発行☆★ ☆★★・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥ このメールマガジンは、e聖書ネットホームページから登録された方にお送りしていま す。
▼『顔なしの悲喜劇』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みな様、お元気ですか? 謙遜、従順という言葉は現代では死語になりつつあるようです。それは人気のある美 徳ではありません。自己実現やリーダーシップという言葉がもてはやされ、人よりも目 立ち、評価されることが成功の証とされています。キャラが立つとか、かぶるとか、テ レビに出ている芸人が使っていた言葉を、そのまま一般人が使いだしています。まるで すべての人が、自分をいかに売り込むかを競っているかのようです。 KYという言葉も流行していますね。空気よめない人はうりこめないのです。雰囲気を 察してたくみに自分をPRしないといけないということなのです。すべての人が自分自身 の営業マンもしくはウーマンとなっているかのようです。こういうご時世に対し、神様 は聖書を通して、自分をとりもどすように語りかけているように思います。我に帰ると いいますが、本当の自分の発見です。
イエス・キリストはいわれました。「あなたは施しをするときには、偽善者たちが人 からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはなら ない。」いまからいいことをするからみてください。そういってまわってみんなの注目 を集めようとしている姿です。偽善者という言葉は、仮面をかぶるものという意味だそ うです。人に受け入れてもらうことだけを考えて、それこそ空気を読んで、いろんな顔 を見せていく。そのうちにやがて自分の本当の姿がわからなくなってしまった人といえ るかも知れません。そのような自己喪失の危機にわれわれは直面しているのではないで しょうか。
そうだとしたら、神様のよびかけを聴き、神様を見出すとことは、また自分自身を見 出し回復することでもあるのです。
アニメ映画「千と千尋の神隠し」にでてきた、顔なしという存在を思い出します。他 者をのみこみ支配することによってしか語ることのできない存在です。本物の自分の顔 をもっていない。そんな悲劇が、いやむしろ喜劇がわたしたちの結末であっていいはず がありません。
謙遜、従順という美徳は、神様のうちに自らを見出したもののみが得ることのできる 特質でありましょう。 (稲田豊)
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