■2020年9月2日
e聖書メールマガジン (9/2)
e聖書ネット メールマガジン (2020. 9. 2)
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《聖書の言葉》 ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは歩きながら麦の穂を摘み始めた。ファリサイ派の人々がイエスに、「御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか」と言った。(マルコによる福音書 2章23,24節)
弟子たちは、他人の麦畑の麦の穂を歩きながら摘んだのですが、当時は、旅人のために麦の穂を少し残しておく習慣があったようです。だから、弟子たちの行為は、一般に認められていたわけです。
その弟子たちを、ファリサイ派の人たちが非難しました。その日が安息日だったからです。麦の穂を摘むことは労働であり、安息日には認められていないと、ファリサイ派の人たちは考えていたからです。
でも、その非難は的外れでした。ファリサイ派の人たちは、律法を守ることにこだわり過ぎて、人の必要を満たすことには、無関心になっていたのでしょう。
その時にイエスさまは、こう言われました。「安息日は人のためにあるのであって、人が安息日のためにあるのではない。」(同 27節) イエスさまが心にかけておられるのは人です。一人一人が、必要が満たされ、幸せになることです。イエスさまは、今も私たちのことを心にかけてくださっています。
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[編集後記]
ウェブバイブルというので、聖書を読んでいます。 インターネットに繋がっているパソコンやスマホなどで読めます。 最初は慣れませんでしたが、使われている文字が読みやすく、大きさも変えられるので、すぐに馴染んで読めるようになりました。
プレミアム版には、スタディ版傍注がついています。 上記の「旅人のために麦の穂を少し残しておく習慣があったようです。」は、そのスタディ版傍注によります。
ウェブバイブルでは、通読を一度終えました。 今度は、気になったところでは立ち止まりながら、じっくり読んでみようと思います。
(yn)
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