■2020年12月23日
e聖書メールマガジン (12/23)
e聖書ネット メールマガジン (2020.12.23)
───────────────────── ※メルマガ受信の【解除】はこちらから。 http://www.e-seisho.net/ の「メルマガ」 ─────────────────────
《聖書の言葉》 イエスに向かって立っていた百人隊長は、このように息を引き取られたのを見て、「まことに、この人は神の子だった」と言った。(マルコによる福音書15章39節)
ユダヤ人ではない百人隊長が、「神の子」と言ったのは、不思議な気がします。その人がそう言ったのは、イエスさまが息を引き取られるのを見たときでした。そのときイエスさまは、「大声を出して息を引き取られた。」(同15章37節)とあります。
通常、十字架刑に処せられた人は、徐々に衰弱して死に至るので、息を引き取る直前に大声を出すことは考えられないそうです。イエスさまの死は、人ではなく、神さまの領域のものだったと言えるでしょう。
「まことに、この人は神の子だった」との百人隊長の言葉が記録されたのは、それが周りの人たちに、はっきり聞こえたからでしょう。イエスさまに向かって立っていた百人隊長は、心が感動させられ、そして湧きだす告白が、その言葉となったのだと思います。
このマルコによる福音書の冒頭には、「神の子イエス・キリストの福音の初め。」(同1章1節)とあります。終盤での「まことに、この人は神の子だった」という感動は、神の子イエス・キリストの福音のゴールと言えるかもしれません。
クリスマスの時季ですが、イエスさまに目を向ける良い機会となりますように。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[編集後記]
自分の机に置く時計を買いました。 電波時計なので、標準電波を受信して正確な時刻を示してくれます。
正確な時刻は他にも、GPS、携帯電話、テレビなどの電波でも発信されています。 だからカーナビ、スマホ、ビデオデッキなどに表示されている時刻も正確なわけです。
そういえば近頃は、「時計が遅れていて・・・」、という言い訳も聞かなくなったような気がします。
(yn)
───────────────────── ◇ 発行者:e聖書ネット(mailmagazine@e-seisho.net) ◇ このメールマガジンで引用した聖書は次のものです。 『聖書 聖書協会共同訳』(c)2018日本聖書協会 ─────────────────────
|