■2009年11月13日
【e聖書メルマガ】2009年11月13日号『時間が足りない?』
★☆e聖書メールマガジン 2009年11月13日発行☆★ ☆★★・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥ このメールマガジンは、e聖書ネットホームページから登録された方にお送りしています。
▼『時間が足りない?』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みな様、お元気ですか? 今月もメルマガの発行がおくれてしまいました。なにか毎月言い訳ばかりしているよ うな気がします。本当に時間がたつのは早いですね。あっという間に今年もおわりがみ えてきました。
私たちはいつも時間が不足しているようです。もっと時間がほしいと多くの人たちは 思っています。現在は忙しい時代です。では時間があれば、この忙しさは解消されるの か。どうもそうではないようです。
イエス様はいわれました。「自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしども は取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』といいなさい」 (ルカ17:10)わたしどもは神の命じられたことを淡々となし、それを誇ったり卑下し たりすることもしないのです。神の僕になるとはそういうことです。 自分が偉いことをしなくてはいけない、評価されることを成し遂げないといけないと 思って、多くの人が焦っています。もっと大きなことをしなくてはいけない。このまま ではつまらないと思うのです。
その結果、私たちは時間の不足におちいります。解決はイエス様によれば、ただ一つ です。神の僕になること。それが私たちの本来のありかたなのですから。 ストアの哲学者エピクロスは、「人生は舞台だ。そしてわたしたちは俳優であり、与 えられた役割を忠実に演じればいいのだ。それ以下でも、それ以上でもない。」といっ たそうです。しかしそこには誰のために演じるのかという点が欠けている気がします。 わたしたちはもっと素晴らしいことに、この神の世界で、神の僕として役割を与えら れて生かされているのです。
神の僕として生きるときに、初めて私たちはいつも付きまとっていた焦燥感から解放 されるのをおぼえます。自分の時間だ、自分の人生だとしがみついていたときには、何 と私たちの心は貧しいことでしょう。神が与えてくださった一瞬一瞬を、神の僕として 受け入れてあゆむとき、捨てたと思ったものがむしろ豊にもどってくるのを感じます。 「わたしのために命を失う者は、それを得る」という約束が日常的な体験となります。
それぞれの役割を忠実に果たしましょう。主の僕仲間としてエールを送ります。 (稲田豊)
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