■2021年6月2日
e聖書メールマガジン (6/2)
e聖書ネット メールマガジン (2021. 6. 2)
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《聖書の言葉》 そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも去ろうとするのか」と言われた。シモン・ペトロが答えた。「主よ、私たちは誰のところへ行きましょう。永遠の命の言葉を持っておられるのは、あなたです。あなたこそ神の聖者であると、私たちは信じ、また知っています。」(ヨハネによる福音書 6章67-69節)
ユダヤ人たちは、かつて荒野で、マナという天からのパンを食べて命をつなぎました。そこでイエスさまは、ご自分は命のパンであり、ごれを食べる人は永遠の命を得るとおっしゃいました。すると、「これはひどい話だ」と言って、弟子たちの多くが、イエスさまから離れ去りました。(同 6章22-66節参照)
でもペトロたち12弟子は、離れませんでした。もし、イエスさまから離れるなら、以前に戻って、律法学者などの宗教指導者のところへ行くしかありませんでした。
「誰のところへ・・・」とありますが、人は、誰かのところへ行くものなのでしょう。私たちは、自分の生きる理由や希望を持たずに生まれてきました。だから、それを得たくて、誰かのところへ行こうとします。
イエスさまのところには、それがあります。イエスさまは、永遠の命を得させてくださいます。ペトロたちは、イエスさまと一緒に生活するうちに、その命に触れました。だから、イエスさま以外の誰かのとこへ行くことはできなかったのです。イエスさまは、私たちに命を得させてくださる、ただ一人の方です。
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[編集後記]
アメリカの大統領が代わってから、「民主主義」という言葉をニュースで聞くことが増えました。 でも民主主義も、確立されたものではなくて、色々模索しながら何とか保っている、という感じがします。 民主の民は人々で、その一人一人が多様で変化し複雑なので、そこが難しいところではないでしょうか。
我が家は、今はもう夫婦二人と犬一匹の生活です。 犬はともかく、夫婦二人でも民主主義はなかなか難しいです。 うまく生活していくために、妥協、あきらめ・・・、ということではなくて、互いに尊重し合うことを喜び、自分に捕らわれない柔軟な思考で、創造的に・・・、というようにできればいいなあと思います。
(yn)
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